弁護士インタビュー
Q:御事務所は離婚相談に力を入れているとのことですが、離婚問題で先生が特に気を付けている点などあればお教えください。
A:離婚事件は、かなり感情が強く出てしまいがちな紛争類型なのですが、法的紛争において感情が先行してしまうと、あまりいいことはありません。
なので、こういう対応をするとおそらくこうなっていく、裁判実務ではこうなってしまう、という情報をうまくお伝えしながら、できるだけクールな頭になって考えてもらえるような場を作る、ということは常に気を付けています。
Q:初回相談無料とのことですが、どのような方に利用してほしいとお考えですか。
A:紛争が現実化している場合の方がやはり相談は実りあるものになりますので、すでに具体的な問題、対立が生じているという方が第一ですね。
まだ紛争は現実化していないという場合でも、尋ねたいことが具体的に明確になっている方であれば、相談に来ていただくメリットはあるかと思います。
他方、離婚した方がいいでしょうか?といった漠然とした質問には私は答えられませんので、そういった段階のご相談にはあまり役に立たないだろうと思います。
Q:相談される方のお住まいはどの辺が多いですか。
A:練馬区、中野区、杉並区、板橋区、西東京市、東久留米市、清瀬市、所沢市、新座市あたりですね。
Q:最後にこのホームページを見て御事務所に相談しようと検討されている方に一言お願いします。
A:では、代理人になってくれる弁護士を探しているという方にコメントさせていただきます。
弁護士選びにおいては、経験(実績)と相性を重視されるとよいかと思います。
経験(実績)というのは、弁護士歴が長いかどうかということよりも、今現在において離婚事件を常に複数件処理しているかどうかという観点でみるべきかと思います。裁判実務も時とともに変わっていくものですので、今現在の離婚事件の裁判実務に通じた弁護士が望ましいでしょう。
また、相性ですが、これはとても重要です。離婚事件は、長引けば1年、2年、3年とかかってしまう紛争類型であり、長引けば長引くほど、相手方とは互いにけなし合うようなやりとりも不可避となるので、精神的にもきついものです。
そのような長くてきつい作業を乗り越えていくためには、スムーズに意思疎通できる代理人の存在がやはり重要です。逆に、代理人とうまく意思疎通できないと、ストレスは倍増です。立派そう、強そう(怖そう)な弁護士だから相手方をうまく説得できるんじゃないかといった短絡的な理由で弁護士を選ぶのはお勧めしません。そんなことでうまく運ぶような事件は実際にはほぼありませんし、結局、自分が代理人に委縮してしまい、まともに意見も質問もできないと言って相談に来る方もいます。
なお、私は、相談時から、依頼者にとっては耳が痛いことかもしれないということでも率直にお伝えするようにしており、逆に、根拠薄弱な甘い見込みはお伝えしないようにしています。
それが相談者のためだと考えているからです。
この点はぜひご理解いただいたうえでお越しいただけるとありがたいです。
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