2017.11.20
男性のための離婚相談
最近、現在の裁判実務は女性に有利な方向に傾いているといった情報をよく目にします。
たしかに、親権者の判断においては、それまでの監護実績などから、どうしても母親が有利になってしまうケースは多いでしょう。
面会交流についても、母親が頑なな態度を貫くと、父親は長く子どもに会うことすらできないという事態も生じます。
しかし、私は、現在の裁判実務が女性優先になっているとは思っていません。
重要なのは、現在の裁判実務で共有されている基準や考え方の内容、理由をよく理解し、その基準や考え方に照らしてどれだけ自分に有利な事実、証拠を積み重ねられるか、ということです。
すでに一般的となっている基準や考え方を変えてやろうというスタンスもあり得ますが、それは負け筋の闘い方となる可能性が高いといわざるを得ません。第一次的には、すでに確立されたルール、枠組みの中で最大限のパフォーマンスをすることに労を割くべきです。
男性であっても女性であっても、その点は同様です。
あまり悲観的にならず、まずはあなたの思いや考えを率直に話してみてください。
そのうえで、どのように対応していくのが最善か、一緒に考え、議論しましょう。
まずは一度、お気軽にご相談ください。
解決事例Examples of solutions
親権問題
夫の育児非協力や間接暴力等が原因で不貞行為に及んだ妻が、夫から離婚と子どもたちの親権を求められるとともに、慰謝料300万円と離婚後の養育費の支払を求められたが、妻から夫への支払は一切なしで、妻が子どもたちの親権者となり、夫から月7万円の養育費を得るなどの条件で離婚した事例
財産分与問題
妻に拒否的な態度をとられ続け、ついに離婚を決意して自宅を出た夫が、残債(住宅ローン)が残らないような財産分与の条件をとりつけて離婚した事例
慰謝料金額交渉
結婚から2か月後に実家に帰ってしまった妻から、180万円の未払婚姻費用(月15万円×12か月)と慰謝料等約60万円の支払及び謝罪を求められた夫が、30万円の解決金のみを支払う条件で離婚した事例
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